コムテントコラム

野外テント(集会用テント)の選び方

  • 集会用(野外)テント・かんたんてんと

運動会や町内会の行事で誰しも一度は目にしたことがあるのが野外テント(集会用テント)です。学校の役員や、町内会の役員になられた方なら組み立てを手伝われたことがあるかもしれません。日除け雨除け用として使われます。

種類

パイプフレームの一般的な組み立て方式では「バラバラ式」「ワンタッチ式」があります。「バラバラ式」は支柱、軒、桁がそれぞれ個別に分かれていて、それぞれを差し込み組み合わせることで立ち上げるテントのことです。「ワンタッチ式」はそれぞれのパーツがユニット化されていて、3束(又は2束)を差し込み組み上げることで立ち上がるテントのことです。

バラバラ式テントの特徴

パーツの紛失に気を付けて保存管理を行ってあげれば、長持ちする傾向があるのはバラバラ式の様です。修理や交換もパーツごとにできるので使い慣れている方はこちらを選ばれてもよろしいかと思います。

ワンタッチ式テントの特徴

より簡単に組み立てができるのは「ワンタッチ式」になります。まず組立時の人数ですが、慣れてきたら2人で立ち上げることが可能です。次にフレームが3束(又は2束)で構成されているのでテントと合わせて4個口で保管や管理がしやすいです。さらには紛失したりどこのパーツかわからないといったことがありません。

天幕(屋根のテント生地材)について

運動会でもイベント等でも白いテント屋根を多く見かけられると思います。ポリエステル帆布やターポリンといった素材を使って製作します。両方とも防水ですがより耐久性があり一般的に販売している素材はポリエステル帆布です。ターポリンは安価ですがエステル帆布より耐久性が劣ります。レンタルで使用されることが多く短期間のイベント仕様に向いています。

オプションについて

文字:「〇○〇○高等学校」「〇○〇○町内会」が中心に来て、場合によっては右下や側面(妻側面)に「〇○〇○PTA寄贈」等が入ります。

横幕:三方幕 四方幕 ほか

風除け、目隠しになるのでイベントの本部席や臨時の休憩所、資材や製品の臨時保管場所としてもご利用できます。
透明の横幕や出入り口や窓を作ることもできます。

風対策:ウェイト 杭とロープ

一般的なのはウエイトです。鋳鉄製 砂袋 水を入れるタンク式等があります。
使用方法や保存方法で鋳鉄製のウエイトが一番使いやすいと思います。使用方法は支柱の根元に置いて必要に応じてロープを用い支柱と結束するだけです。保存は重さの割に小さく重ねられるので場所を取りません。

テント生地色など

ターポリン生地は色数も豊富ですので下記写真以外でもベーシックな色なら好みの色を選んでもらうことができます。またストライプやメッシュ、透明(糸入り)も製作可能です。

その他組み立てテント
その1:ハイブリット4柱式片流れ

4隅にしか柱がないのでステージや屋外商品販売等使い方の幅が広がります

角スイ フレーム支柱伸縮式 アルミテント等、他にも種類があり大きさも様々あります。

その他組み立てテント
その2:「ヘックスイージー」「かんたんてんと」

従来の丸パイプで作られたパーツをジョイントして組み上げる形状ではなく、フレームがすべて一体になっているテントもあります。慣れてきたら数分で組立完了します。ホームセンターなどで売られているものと比べると強度があり重量もありますのでご家庭用のレジャー向きではないかもしれません。学校や自治体や企業様で使用されるのに向いています。